次はマスコミがテーマとか言ってたんですが、ちょっと寄り道です。
なんや高市首相が台湾有事関連で失言したから中国と関係が悪くなったとかで因縁付けられてるんですが、その件について地理的な話も交えて解説します。
一応原因の国会審議の動画も引用しときますね。
「バシー海峡封鎖はしない」とは言わない

台湾有事って話だから、なんとなく↑図①の話なんやろうなぁって思ってたんですが、話題になってたのはバシー海峡という②の方の話やったっていうね。
ちなみに①の方は台湾海峡というそのまんまの名前ですね。
あらましを言うと、この②のバシー海峡が中国軍によって封鎖され、それに対してアメリカ軍が封鎖を止めるよう出張ったら、中国軍の戦艦がアメリカ軍に対して攻撃を仕掛けた、これらの仮定に対して日本はどうするのか?って聞かれたので、(日本の)存立危機事態になりうるから集団的自衛権ということで自衛隊を派兵する可能性もある、みたいなことを答えたわけですね。
いやさ、中国側は「台湾問題は中国国内の問題なんだから内政干渉すんな」ってことで文句言ってたけど、どう見てもバシー海峡を封鎖するってなったらフィリピンとの国際問題になるし、明らかにフィリピンに対する侵略やん。
普通は「中国はそんなバシー海峡封鎖なんて真似はしない!そんな仮定で国会で議論するなんて我が国に対して失礼だ!」って怒るところだと思うんですが、中国はキレ散らかしてるわりに「バシー海峡封鎖はしない」とは一言も言わないんですよね。
中国のフィリピン侵略が前提の質問に対して、同盟国のアメリカが戦艦で攻撃を受けるというところまで行って、それでも派兵する「可能性がある」までしか言えない。
しかも高市首相は答弁の中で、派兵の可能性は戦艦等による武力攻撃があった場合に限定され、民間船を使った通せんぼに対して日本が派兵することはない、と明言している。
これはつまり2010年の尖閣諸島漁船体当たり事件ぐらいの攻撃では日本は派兵することはないってはっきり言ってるってこと。
普通の国なら「我が国は侵略行為を許さない」とか「侵略者に屈したりせず戦う」とか答弁されると思うので、高市首相の答弁はむしろ「弱腰で侵略行為を容認している」と批判されるレベルの答弁だと思うんですが、中国はそれでも高市首相を許せないらしい。
でも「バシー海峡封鎖はしない」とは言わない。

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